但愿人长久
2018.07.13
今日は皆さんに一つの歌を紹介します。歌詞は漢詩「水调歌头・明月几时有」から来ています。
歌詞:明月几时有?把酒问青天。不知天上宫阙、今夕是何年?我欲乘风归去,又恐琼楼玉宇,高处不胜寒.起舞弄清影,何似在人间? 转朱阁,低绮户,照无眠。不应有恨、何事长向别时圆?人有悲欢离合,月有阴晴圆缺,此事古难全。但愿人长久,千里共蝉娟。
日本語訳:名月は、いつのころから姿を現したのか?酒杯を掲(かか)げ、天に問う。天上の月の宮殿では、いったい、今夜は何年の何月なのであろうか。ああ、風に乗って帰っていきたい。ただ、あの煌(きら)びやかな玉殿は、あまりに高くて、寒いのではあるまいか。月影に舞い踊る地上の人影、(寒宮より)この世のほうがいい。朱塗りの豪華な楼閣をめぐり、低い華麗な窓から月影が差し込み、眠れない私を皓皓(こうこう)と照らす。月に人への恨みなどあろうはずもないのに、なぜ人の長き離別のときに限って円く輝くのか?人にはうれしい出会いと悲しい別れはつきもの。月も顔を出しては雲に隠れ、満ち欠けもある。昔より完璧なものなど存在しない。願わくば、愛する人の久しく恙(つつが)なきことを、千里離れても、今宵の月、共に望めんことを。