台湾用語 — 五百萬大傘
2025.06.11
五百萬大傘(wǔ bǎi wàn dà sǎn)は、とても大きな傘 を表す台湾独特の表現です。
現代の若い世代では、巨大な日傘・雨傘を見た時に冗談っぽく使いますが、実はこの言葉には昔のCMが由来しています。
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🔎 由来
1980年代(民国71年)、新光人壽(台湾の保険会社)が「500万元保障の生命保険」を宣伝するCMを放送。
そのCMでは、家族が嵐の中で10万元、30万元の小さい傘を差しても雨風を防げず、最後に500万元の特大傘を広げてようやく家族全員を守れた…という内容でした。
このCMがあまりにも印象的だったため、「五百萬大傘=特大サイズの安心できる傘」というイメージが定着しました。
今では保険とは関係なく、ただ単に「やたら大きい傘」の意味で使われています。
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例文
① A:你看那個女生的傘,根本五百萬大傘,快比她本人還大了。
(あの子の傘見てよ、まるで500万大傘だよ。本人より大きいじゃん!)
② A:今天颱風天,我拿出五百萬大傘才敢出門。
(今日は台風だから、500万大傘持ってやっと外出したよ。)
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