【成语小故事】安然无恙
2024.10.14
【成语】: 安然无恙
【拼音】: ān rán wú yàng
【解释】: 恙:病。原指人平安没有疾病。现泛指事物平安未遭损害。
【成语故事】:
安然无恙这则成语的意思是平安无事,没有遭受损害或发生意外。恙,疾病,借指灾祸。
这个成语来源于《战国策.齐策四》,齐王使使者问赵威后,书未发,威后问使者曰:岁亦无恙耶?民亦无恙耶?使者不悦,曰:臣奉使使威后,今不问王而先问岁与民,岂先贱而后尊贵者乎?威后曰:不然。苟无岁,何以有民?苟无民,何以有君?故有舍本而问末者耶?
公元前266年,赵国国君赵惠文王去世,他的儿子太子丹接位为赵孝成王。由于孝成王还年轻,国家大事由他的母亲赵威后负责处理。赵威后是一个比较贤明而有见识的中年妇女。她刚刚主持国事的时候,秦国加剧了对赵国的进攻。赵国危急,向齐国求救,齐国要赵威后把她的小儿子长安君送到齐国作人质,然后再出兵。赵威后舍不得小儿子离开,但是听了大臣触龙的意见,还是把长安君送到齐国。齐国出兵帮助赵国打退了秦军。
有一次,齐王派使者带着信到赵国问候赵威后。威后还没有拆信就问使者。齐国的收成不坏吧?老百姓平安吗?齐王身体健康吗?
齐国使者听了心里很不高兴,说:我受齐王派遣来问候您,现在你不先问齐王,却先问收成和百姓,难道可以把低贱的放在前面,把尊贵的放在后面吗?
威后微微一笑,说:不是的。如果没有收成,怎么会有百姓?如果没有百姓,怎么会有君主?难道问候时可以舍弃根本而只问枝节吗?
齐国使者听了,一时说不出话来。
这则无恙的典故,后来演化出成语,安然无恙。
(日本語訳)
「安然無恙」という成語の意味は、平安無事で、損害や災難がないことです。「恙(よう)」とは、病気の意味であり、ここでは災いを指しています。
この成語の出典は『戦国策・斉策四』です。ある時、斉の王が使者を派遣し、趙の威后(皇太后)に安否を問いましたが、書簡が開かれる前に威后が使者に尋ねました。「今年は収穫も無事ですか?民も安泰ですか?」使者は不満を感じ、「私は威后の安否を尋ねるよう王から命じられました。それなのに、まず王のことを問わず、収穫や民のことを先に尋ねるとは、尊貴を後回しにし、卑しいものを先にすることではないでしょうか?」と言いました。すると威后は、「そうではありません」と答えました。「もし収穫がなければ、どうして民が存在できるでしょうか?民がいなければ、どうして君主が存在できるでしょうか?根本を無視して、末のことだけを問うことがあり得るでしょうか?」と。
紀元前266年、趙国の君主である趙恵文王が亡くなり、その子である太子丹が趙孝成王として即位しました。孝成王はまだ若く、国政は母親である趙威后が担当していました。威后は賢明で見識のある中年の女性で、彼女が国事を司り始めた頃、秦国は趙国への攻撃を強めていました。趙国が危機に瀕した際、趙国は斉国に救援を求めました。斉国は、趙威后に彼女の末子である長安君を人質として斉に送るよう求め、その後で出兵すると提案しました。威后は末子を手放すことをためらいましたが、大臣の触龍の意見に従い、長安君を斉国へ送ることにしました。その結果、斉国は兵を送り、趙国を助けて秦軍を退けました。
ある時、斉の王が使者に手紙を持たせて趙国に派遣し、威后の安否を尋ねました。威后は手紙を開ける前に使者に尋ねました。「斉の国の収穫は無事ですか?民は安泰ですか?斉王は健康ですか?」
斉の使者は不満そうに言いました。「私は斉王の命を受けて威后様の安否を尋ねるために参りました。しかし、まず斉王のことを問わず、収穫や民のことを先に尋ねるとは、尊貴を後回しにし、卑しいことを先にするのですか?」
威后は微笑んで答えました。「そうではありません。もし収穫がなければ、どうして民が存在できるでしょうか?民がいなければ、どうして君主が存在できるでしょうか?問うべき時に根本を無視して、末のことだけを尋ねることがあるでしょうか?」
斉の使者はこの言葉を聞いて返す言葉が見つかりませんでした。
この「無恙」の故事から、「安然無恙」という成語が生まれたのです。
中国語教室「ニイハオチャイナ神戸」小呂