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中国語教室
ニイハオチャイナ神戸
神戸市中央区琴ノ緒町
5丁目5-26-201
(三宮駅北側スグ)
TEL078(241)4568

主題と主語・取り出し


 

2024.09.09

 日本語の場合は一つの命題(自分の気持ちの入らずただ事実を述べる文)から要素を取り出して文の主題とする仕方があります。

 例えば「太郎が原宿で花子と紅茶を飲んだ。」という命題についてはそれぞれ以下の通りに四種の文が作れます。

 

太郎(が)原宿で花子と紅茶を飲んだ。(「太郎」についていえば…)

原宿では太郎が花子と紅茶を飲んだ。(「原宿」についていえば…)

花子とは太郎が原宿で紅茶を飲んだ。(「花子」についていえば….)

紅茶(を)は太郎が原宿で花子と飲んだ。(「紅茶」についていえば…)

 

 つまり、これらの構造はいずれも「主題それに対する説明」です。

 

 これと同じ、中国語の場合では、「–的话,–(是)–」という万能的言い方があります。例えば、「小明跟小花在咖啡店喝了红茶。」という命題についてはそれぞれ以下の通りに四種の文が作れます。

 

小明的话是跟小花在咖啡店喝了红茶

在咖啡店的话是小明跟小花喝了红茶

跟小花的话是小明在咖啡店喝了红茶。

红茶的话是小明跟小花在咖啡店喝了的

*文7の場合は「小花的话,是小明跟她在咖啡店喝了红茶。」というのが普通です。

 

 これらの構造はいずれも「主題それに対する説明」です。そして、説明部分に位置する「是」は普通省略可能ですが、あえて付け加える場合は説明部分を強調するためです。

 

 では、5から8までの文の文脈について想像してみましょう。来週に答えを掲示します。

 

中国語教室「ニイハオチャイナ神戸」小呂

 

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