主題と主語・判断
2024.08.19
日本語は「は」と「が」との使い分けによって主体と主語とを区別するが、中国語は主体と主語との境界が曖昧で、直接区別できる術がありません。
しかし、主語になりうる要素が二つも出現した場合、ほぼ最初に来たのが主題で、後に来たのが主語で間違いません。なぜかというと、中国語母語話者は普通、話の主題(何をめぐっていうのか)など強調したい要素を文の最初に置く癖があるからです。
例文で確認しましょう。
1今天又是他没来。
今日はまた彼が来ていない。
2饺子还是妈妈包的(饺子)好吃。
餃子はやはり母の作った餃子が美味しい。
3他我不会再管了!
彼(に)は(私が)二度と関わりたくない。
4 电脑我在用的是MacBook air。
パソコンは私が使っているのはMacBook airだ。
中国語教室「ニイハオチャイナ神戸」小呂